転居に伴いソフトバンクが提供する高速光回線のソフトバンク光(フレッツ 光ネクスト スーパーハイスピードタイプ隼に対応。)を契約しました。これまで住んでいた賃貸は光回線のLAN配線方式でしたが今回初めての光配線方式を経験し回線速度が爆速で快適すぎました!せっかくなので回線速度等を徹底検証してみました。自宅から現地レポートです。
目次
Softbankの光インターネット回線”ソフトバンク光”
ソフトバンク光はソフトバンクがNTT東日本・NTT西日本の光ファイバー回線を使って提供する光回線によるインターネットサービス。
ソフトバンク光は提供エリア全てにNTTが提供している「フレッツ 光ネクスト スーパーハイスピードタイプ 隼」に対応した光回線で提供されています。
最大通信速度1Gbps、光電話(N)にももちろん対応し2021年現段階ではNTTのフレッツ光ネクストと同等となる光配線方式による最速の通信速度によるインターネットサービスになります。
※右がソフトバンク光のモデム。左のモデムは光電話(N)を契約したときに貸与される機器。
光配線方式とは?
集合住宅(マンションタイプ)の導入工事と配線方式は3つの方式があります。
まず、集合住宅(マンションタイプ)は戸建てタイプと違い、一つの建物に1つの光回線のみで引き込まれています。
その1つの光回線を共有スペースから各戸へ分岐させますが、そこからの回線方法の違いです。その3つの方式で通信速度は格段に違ってきます。
- 光配線方式
各戸まで引き込んだ光回線を各戸に設置してある「回線終端装置」まで同じく光ファイバーで接続します。
共有スペースからの通信速度の分散もなく現時点で一番速い通信速度となります。
回線速度は最大1Gbpsとなります。
※ソフトバンク光の「フレッツ 光ネクスト スーパーハイスピードタイプ 隼」がこれにあたります。
- VDSL方式
共用スペースに設置した回線終端装置から各戸までは、既存の電話回線用ケーブルを利用します。
そして各戸には電話回線用モジュラージャックを経由して「VDSL宅内装置」を据え置き設置してパソコンへ接続します。
せっかく共有スペースまで光回線で引き込まれていても、電話回線で伝送させるため、かなり通信速度が遅い通信速度となります。
回線速度は最大でも100Mbpsと言われています。
※「フレッツ光ネクスト」以前の「フレッツ光」がこれにあたりますが、現在でも光配線を各戸に引き込むことが出来ない事情がある物件ではこちらのサービスが特例的に継続して提供されています。
- LAN配線方式
共用スペースに設置した回線終端装置から各戸までは、LAN差込口とつながっているLAN配線をLANケーブルでつなげます。
メタルケーブル(一般電話回線)で接続されているVDSL方式は、最大でも100Mbpsですが、LAN配線方式では100~200Mbspまで通信速度が出せてさらに通信速度も安定しています。
ただし集合住宅(マンションタイプ)の場合「VDSL方式」と「LAN配線方式」は戸数で回線速度が分散されてしまうため、戸数が多ければ多いほど回線速度が遅くなります。
「VDSL/LAN配線方式」100Mbps ÷ 戸数 = 各戸の通信速度
しかし唯一「光配線方式」では、戸数による速度分散がなく戸建てと同等の回線速度を享受できる方式なんです。
「光配線方式」1Gbps = 各戸の通信速度
ソフトバンク光 通信速度 検証結果
- Ping「応答速度」
- Download「下り」
- Upload「上り」
を、それぞれ
- 「昼間の12時」
- 「ゴールデンタイムの22時」
でそれぞれ計測しました。
「昼間の12時」
https://sourceforge.net/speedtest/
測定したサイトによってかなりバラつきがありました。
そして Ping「応答速度」の速度の目安は以下になります。
「ping」値 | スピード |
---|---|
30ms以下 | 速い |
50ms | 普通 |
100ms以上 | 遅い |
30ms以下なら通信速度は「速い」となっており、一番速い数値で
Ping:8ms
下り:509.6Mbps
上り:187.5Mbps
出ており、Ping値は一桁代、下りは1Gbpsの半分以上、上りでも200Mbps近く出ておりむちゃくちゃ爆速です。
動画を2サイト同時視聴+ニンテンドースイッチでインターネット通信をしていても全く遅延がありません。
「ゴールデンタイムの22時」
https://www.bandwidthplace.com/
一つの回線を共有する仕組みの集合住宅で一番速度が遅くなる(各戸がインターネットをよく使用する時間帯)と言われている「ゴールデンタイムの22時」で計測した結果がこちら。
Ping:7ms
下り:482.2Mbps
上り:199.3Mbps
さすが戸数や時間帯による影響を受けずらい光配線方式だけあり、Ping値は昼間より早い7ms、上り下りともに、昼間と遜色がない値をたたき出しており日取りや時間帯による影響が全くありませんでした。
以前、フレッツ光ネクスト(VDSL方式)で戸数20戸のマンションに住んでましたが、壊滅的なほど通信速度が遅かったです。
ゴールデンタイムで、下り4Mbps、上り2Mbpsくらいしか出ておらず、ネットサーフィン、動画視聴とも遅く、もちろんワードプレスのダッシュボードでの通信速度もむちゃくちゃ遅くて、ブログが捗らないにもほどがあるほどでした💦
結論としては光配線方式の「ソフトバンク光」は時間帯による影響を受けず、常に高速な回線速度によるインターネット通信で楽しむことが出来ることを実感できました。
しかし今回語らねばならない事がもう一つあり、それは「ソフトバンク光」を契約すると開通工事までの待ち日数でもインターネットが出来るようにと貸与される『SoftBank Air(ソフトバンクエアー)』です。
『SoftBank Air(ソフトバンクエアー)』とは?
『SoftBank Air(ソフトバンクエアー)』とは有線方式による光回線とは根本的に違い 『SoftBank Air(ソフトバンクエアー)』自体がWi-Fiターミナルとして街中にある基地局から飛ばされる電波を本体が受信。
そこからさらにWi-Fi電波を自宅内に広げ、接続端末であるスマホやパソコンなどでネットが利用できる無線によるWi-Fi方式のインターネット通信です。
通信速度は最新型のターミナルなら最大350Mbpsと言われていますが…
その通信速度は恐ろしく遅いです💦
その遅さときたら管理人が以前住んでいたフレッツ光ネクスト(VDSL方式)戸数20戸のマンションで、壊滅的なほど遅かった通信速度を遥に凌駕するほどの遅さぶり💦
普通にプラウザを立ち上げるだけで表示が遅延しマルチタスクしようものならページを開けるたびに数秒以上の待ち時間が起こるほど💦
通信速度の検証をしたかったのですが、これを記事にするとソフトバンクさんからお怒りの連絡が来そうだったので自粛しました(笑)
ぶっちゃけ 『SoftBank Air(ソフトバンクエアー)』の契約をお考えの方は光回線の提供エリア外で他にWi-Fi方式のインターネット通信を利用するしか選択肢が無い方以外にはとてもオススメ出来ません。
(※『SoftBank Air(ソフトバンクエアー)』以外のWi-Fi方式のインターネット通信も実際検証したわけではないので、正確な事は言えませんが方式がWi-Fi方式である以上ほぼ通信速度は同じだと思われます。)
”ソフトバンク光”総評
今回光インターネットを契約するにあたりNTTの「フレッツ 光ネクスト」でも良かったのですが管理人はスマホのキャリアがソフトバンクだったため、SoftBank「おうち割 光セット」で一台当たり月1,100円が割引されるので、ソフトバンクで契約しました。
さすが現段階の最速通信回線の光配線方式だけあり「ソフトバンク光」は時間帯による影響を受けず、常に高速な回線速度によるインターネット通信で楽しむことができて本当に快適でした。
これからマンション・アパートなどの賃貸を契約する方は快適にインターネット生活を過ごすためにも光回線でかつ「フレッツ 光ネクスト スーパーハイスピードタイプ 隼」の提供エリアを選ぶことをオススメしますよ。