サイト/ブログ/記事などまるごと複製コピーされたとき対策したい7つのこと

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当サイト「好きなことだけ通信」の記事が題名から本文、画像まで原文のままフルコピーして無断掲載される被害にあっています。そんな悪質なサイトに対して出来る限りの対処は全部していきましょう。そのとき実践するべき対策したい7つのことを備忘録がわりに記事にしたいと思います。同じように被害にあっているサイト様ぜひ参考にして下さい。

サイトごと記事ごとまるごとコピーし無断転載されたとき対策したい7つのこと

悪質コピーサイトにもし記事をまるごと、もしくはサイトごと複製・コピーされる被害にあったとき対策・行動したい7つのことをまとめました。
  1. グーグルへ著作権侵害の報告とインデックスからの削除依頼
  2. グーグルサーチコンソールからバックリンクを否認
  3. neine.coのIPアドレス、サーバーなどサイト情報を調査
  4. .htaccessへNEINEのIPアドレスからのアクセスを拒否設定
  5. .htaccessへ「FeedWordPress」からのアクセスを拒否設定
  6. .htaccessへ”https://neine.co/” のドメインから画像ファイルへ直アクセスがあった場合に、設定しておいた画像へ差し変わるよう設定
  7. 「RSSフィードの表示設定」を 全文 → 抜粋 に変更。

まずはグーグルサーチコンソールからグーグルへ記事を複製・コピーされ使用されている事を伝え削除要請するために下記のリンクから報告をします。

グーグルへ報告できるのは上記2種類があり、「法律に基づく削除に関する問題を報告する」と、「著作権侵害の報告: ウェブ検索」があります。

「法律に基づく削除に関する問題を報告する」では違法と思われるコンテンツ(今回のケースではサイトまたは記事をパクられた事。)を発見された場合、このフォームから申し立ててGoogle のポリシーに照らして検討し、必要に応じて適切な措置を講じてもらうように申請します。

グーグルが承認してもらえればGoogle 検索結果から削除してもらますし、あまりに悪質だと判断されればウェブ上からの削除ももしかすると期待できます。

「著作権侵害の報告: ウェブ検索」では知的財産法に基づく著作権侵害(今回の場合は、ブログの記事もしくはサイト自体をそのまま複製されたことによる知的財産法に基づく著作権侵害という事。)の申し立てに対して、グーグルがポリシーに違反したと判断すれば、権利侵害行為の対象であるとの申し立てを受けた著作物を削除するかアクセス不可能にする、登録ユーザーへのサービスを停止するなどが期待できます。

どちらも悪くてもサイト自体の削除は適わないにしてもグーグルのインデックスされないように検索結果から削除されればサイト自体の削除も同然の結果が得られることになります。

そしてそれ以外にできる対処として、今までに複製された記事に対してはインデックスからの削除以外できることは無いにしていも、これから投稿する記事が複製される事を防ぐことは100%でないにしても防ぐ手立てをご紹介します。

次の②からが手動による対策です。

②パクられた記事に貼られているリンクを否認するために、グーグルサーチコンソールからバックリンクを否認する。

記事が丸ごとコピーされた場合はおそらくパクリサイトは、RSSフィードで受信した記事をそのまま(css、JavaScriptごと)まるっと全てコピーしているのでしょう。

よってコピーされた記事は記事内に貼ったAmazonアソシエトなどのアフィリエイトリンクごとまるごとコピーしています。

複製された記事内に貼られたアフィリエイトはそのサイトのアカウントのものではなく、当サイトのアカウントで生成したアフィリエイトをそのまま貼られています。

登録したサイト以外に貼られたアフィリエイトが仮にクリックされても報酬は発生しないでしょう。それどころかこのままにしておけばアカウントの登録者であるコピーされた被害者サイトがペナルティを受ける可能性が発生しており、かなりの大問題です。

よってパクリサイトに貼られた非リンクをグーグルサーチコンソールからバックリンクを否認しておきましょう。

上記リンクから「リンクの否認」🔘を選択。

「リンクの否認」🔘をもう一度選択。

ここでバックリンクを否認したいサイトURLのアップロードするファイルを選択します。

否認するサイトは、URL またはドメインを 1 行につき 1 つ指定します。指定するのはページごと、もしくはドメイン全体を否認することも可能です。

例:ページごとに否認する場合。

http://spam.example.com/stuff/comments.html
http://spam.example.com/stuff/paid-links.html

例:ドメイン自体を否認する場合。

domain:shadyseo.com 

今回は相手のドメイン全体を否認したいので、該当サイトのURLをウィンドウズのメモ帳へ記載してテキストファイルを作成しました。

作成したテキストファイルを選択したら「送信」🔘してアップロードします。

これでバックリンク否認のドメインをグーグルサーチコンソールへのアップロードが完了しました。

バックリンクの否認ファイルをアップロードしたら登録したメールアドレス✉へすぐお知らせメールが来ます。これであとはバックリンクの否認が実際に反映されるのを待つだけです。

③パクリサイトのIPアドレス、サーバーなどサイト情報を調べる。

そういった情報を得られる以下のサイトで検索をしましょう。

サイトのIPアドレスから、サーバ・ドメイン、Whois情報などの情報を掴むことが出来ます。

Whois情報にはサイトの登録メールアドレスや、電話番号、国など有用な情報を得る事ができます。

④.htaccessで得られたIPアドレスからのアクセスを拒否。

Whois情報から得られたそのサイトのIPアドレスからはアクセスできないように拒否する設定です。

# AccessControl IP/HOST
order allow,deny
allow from all
deny from IPアドレス(コピーサイトの)

⑤記事の内容だでなくブログ自体も丸パクリできるプラグイン「FeedWordPress」が使用されている可能性を考え.htaccessへ「FeedWordPress」からのアクセスを拒否するのための設定を記述。

RewriteEngine On
SetEnvIfNoCase User-Agent “FeedWordPress” ua_key=on
RewriteCond %{ENV:ua_key} on
RewriteRule ^(.*)$ – [F,L]

⑥複製されている記事の画像がサイトからの直リンクの場合、ドメインから画像ファイルへ直アクセスがあった場合に、設定しておいた画像へ書き換わるように.htaccess へ設定を記述。

RewriteEngine on
RewriteCond %{HTTP_REFERER} ^https://コピーサイトのURL/.*$
RewriteRule ^(.*)$ https://favorite-fashion.com/wp-content/uploads/warning-favorite-fashion.com-20200712.jpg [R=301]

.htaccessは画像フォルダの直下に置きます。

上記の場合は

/wp-content/uploads/

となり/uploads/フォルダの中です。

この.htaccessへの記述によってパクリのコピーサイトから当サイトの画像にアクセスがあったら下記の画像に差し替えられます。

ちなみに「FeedWordPress」からのアクセスを拒否の記述方法、そして設定しておいた画像へ書き換わるように.htaccess への記述方法は下記サイトを参考にさせて頂きました。

ブログ記事がソースごと丸パクリされる悲しい出来事があったので対策してみました
WordPress で運営しているブログが、他のサイトに丸ごとパクられてしまう問題に巻き込まれてしまいました。Adsense のコードもそのまま載せられてしまっているため、現状できる範囲での対策を施したので、そちらの情報を共有します。

様ありがとうございました。

⑦RSSフィード経由で取得したページ情報から、その全文を丸々コピーする可能性から「RSSフィードの表示設定」を 全文 → 抜粋 に変更

RSSフィードで受信したHTMLをそのまままるごとコピーしている可能性からぜ全文を表示から抜粋へ設定変更しておきます。

●設定方法「設定」➡「表示設定」➡「抜粋のみを表示」

さいごに

講じられる対策はできる限り挙げましたが、やっぱり何よりの解決はそのサイト自体から複製されてインデックスされている全記事が削除されることが理想的でしょう。

被害に遭ったサイトから同様に被害があるサイトがあれば呼び掛けてみたり、SNSも利用して悪質なコピーサイトをグーグルに周知してもらい認めてもらうのが遠回りだけれど近道になると思います。

今回講じた対策が同じく被害に遭い悔しい想いをされている皆様に少しでもお役に立てれば幸いです。

好きなことだけ通信

管理人

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