UNIQLO(ユニクロ)からリリースされた新型コロナウイルス“COVID-19 ”の予防対策に心強い「エアリズム マスク」にBFE99%カットの高性能フィルターはそのままにデザイン・生地が刷新され付け心地が改良された2021年版の新モデルが登場!そこで旧モデルとどこが違うのか?徹底比較してみました!。
目次
ユニクロ「エアリズム マスク 2021」
新型コロナウイルス“COVID-19 ”の影響で新型コロナを予防する意味だけでなく不要不急でなくとも仕事に行かざるを得ない状況の方や、日常品の買い物で外出を余儀なくされる場合のマスク着用は自分を守るだけでなく他者への感染予防も兼ねた最低限のマナー。
そして満を持してユニクロから洗って繰り返し使える布マスク「エアリズムマスク」の初期モデルが、2020年6月19日(金)から展開が開始されました。
さらにユニクロに寄せられた意見、要望などを受けてそのニーズに応えるかたちで、BFE99%カットの高性能フィルターはそのままに素材とパッケージをリニューアルして一新した新モデルが2020年の夏、2020年版新モデルが8月18日からリリース。
そして、2021年モデルとしてデザイン・生地ともに刷新された新モデルが、2021年2月22日からリリースされました。
上の画像が、エアリズムマスクの2021年モデルのパッケージ。ちなみに過去の旧モデル(初期モデル・改良モデル)のパッケージはこちら👇
2021年モデルのパッケージは2020年改良モデルに準拠したパッケージでラックに引っ掛けられてディスプレイ出来るようにフックが設けられた新仕様はそのままに右上のサイズ表記とカラー表記が大きくわかりやすくなった以外はほぼそのまま継続されたデザインが採用されています。
2021年新モデルも価格は据え置き、¥990(税別)で3枚組。
子供用Sサイズと、大人用M、Lサイズの3サイズに加えてさらに大きめなXLサイズが追加されました。
そして2021年新モデルパッケージの裏側です。そして過去の旧モデル(初期モデル・改良モデル)のパッケージ裏側はこちら👇
裏側も表側同様に2021年モデルのパッケージは2020年改良モデルに準拠したパッケージをそのまま継続されている事がわかります。
それでは2020年初期・改良モデルそして2021年モデルの仕様比較をしていきたいと思います。
新旧・2021年モデル仕様スペック比較
【旧(初期)モデル】
- 初期モデルのサイズ:23㎝×14.5㎝(Lサイズ)
- 原産国:ベトナム
- フィルタ部分の性能:バクテリア飛沫捕集(BFE)99%カット、花粉粒子捕集効率99%カット
素材は以下のとおり。
- 表生地: ポリエステル 75%,ポリウレタン 13%,キュプラ 12%
- 裏生地: ナイロン 59%,キュプラ 31%,ポリウレタン 10%
- フィルター: ポリプロピレン
※色文字が新旧モデルの相違箇所。
【2020年改良モデル】
- 2020年改良モデルのサイズ:23㎝×14.5㎝(Lサイズ)
- 原産国:中国
- フィルタ部分の性能(初期値):バクテリア飛沫捕集(BFE)99%カット、花粉粒子捕集効率99%カット
- フィルタ部分の性能(20回洗濯後):バクテリア飛沫捕集(BFE)95%カット、花粉粒子捕集効率93%カット
素材は以下のとおり。
- 本体部分:ナイロン 90%,ポリウレタン 10%
- ひも部分: ポリエステル 75%,ポリウレタン 13%,キュプラ 12%
- フィルター: ポリプロピレン
※色文字が初期モデルとの相違箇所。
- 2021年新モデルのサイズ:23㎝×15㎝(Lサイズ)
- 原産国:中国
- フィルタ部分の性能(初期値):バクテリア飛沫捕集(BFE)99%カット、花粉粒子捕集効率99%カット
- フィルタ部分の性能(20回洗濯後):花粉粒子捕集効率93%カット、バクテリア飛沫捕集(BFE)95%カット
素材は以下のとおり。
- 本体部分:ナイロン 90%,ポリウレタン 10%
- ひも部分: ナイロン 95%,ポリウレタン 5%
- フィルター: ポリプロピレン
※色文字が2020年改良モデルとの相違箇所。
マスクのサイズが2020年改良モデルと比較すると縦幅0.5㎝アップ(Lサイズ)
原産国は2020年改良モデルから継続して中国が生産。
フィルタ性能も2020年改良モデルから全く変わりありませんでした。
エアリズムは、表地➡フィルタ➡裏地の3層構造ですが、旧モデルは表地と裏地に違う生地を採用していましたが、2020年改良モデル以降、裏地ともに同じ生地を使用する仕様で統一されています。
新旧・2021年モデルデザイン・生地感比較
やっぱり大きく変更されたのは、そのデザインと生地感でしょう。
これまでのエアリズムマスクは表裏の生地の端にバイヤステープでパイピングされそのパイピングテープがそのまま耳にかける紐の役割をしていたのが大きな特徴でした。
2020年までの従来モデル
伸び止めの役割を果たすパイピングですが、エアリズムマスクに使われたバイヤステープは伸縮性が無いもので、肝心の耳にかける紐部分はほとんど伸縮せず、サイズの融通があまり効かなかったのもデメリットとして挙げられていました。
それが2021年モデルの最大の特徴となるのが、そのパイピング自体を廃しマスク本体の端処理は「端ミシン」でステッチする処理に変更。
バイヤステープをつかわない分、紐部分には別途使い捨てマスクのようにゴム製の紐が採用されました。
さらに2020年改良モデルと同じく本体部分:ナイロン 90%,ポリウレタン 10%生地によるメッシュ素材ではあるもののさらに細かい縫い目へ変更し縫い目の凹凸を少なくし、廃したパイピングレスのデザインも相まって見た目すっきりなデザインにアップデートされました。
2021年新モデルは2020年改良モデル同様に表側と裏側に同じ生地を採用しています。
さらに新たに追加されたゴム製の耳紐ストラップはやわらかい肌触りになり、ストラップの長さがミニマム以下にはならないものの、マックス以上は高い伸縮性によってサイズを大きく調整できる仕様へ改良されたのが2020年新モデルの大きな特徴でしょう。
2021年モデル カラー展開比較
00 WHITE
2021年新モデルは定番のホワイト・ブラックのほか、薄めの色合いのブラウン、トレンドサックスカラーのブルー、ネイビーに近い濃い色あいのブルーの5カラーで展開されています。
09 BLACK
63 BLUE
限定:野球球団アイロンシール付き(画像は中日ドラゴンズ)
ざっくりですが、XL(おおきめ)L(ふつう)M(ちいさめ)S(こども)のサイズ比較。
本体の大きさに注目。それぞれのサイズ感の参考にして下さい。
2021年モデル 気になるところ
付け心地にシンプルにすっきりしたデザイン、そして伸びる耳紐とデザイン性・機能性ともにユーザビリティが高くなったエアリズムマスクですが、メリットもあればデメリットがあるのも仕方がないところ。
気になった点のひとつが耳のゴム紐。
展示しているマスクの耳紐が伸びきってしまっていて、さらに生地に毛羽立ち・ほつれが多く目立ったところ。
本体にもかなりの毛玉ができており、高い機能性ながらも不織の合成繊維であるナイロンが採用されているので肌触りが良く吸湿性も高いですが、毛羽立ちや毛玉が出来やすいのはどうしても避けられないので、洗うときは優しく手洗いするか洗濯ネットに入れて摩擦が起きないようにケアすることが大切になり、それが見た目・フィルタ性能ともにより長持ちさせる秘訣だと言えるでしょう。
耐久性に関してのみはこれまでのパイピングされた2020年モデルに分がったように正直感じました。
デザイン、着け心地ともにスタイリッシュにアップデートされた2021年モデルですが、これまでの2020年モデルも価格を¥500(税込)に値下げされて継続販売されているので、在庫がまだあるうちに2020年モデルを買っておくのも一つの選択だと思いますよ。