フリマアプリ「mercari│メルカリ」出品者が選ぶ配送方法に郵便配達の「ゆうゆうメルカリ便」宅配便の「らくらくメルカリ便」があります。今回は「ゆうゆうメルカリ便_小〜中型サイズ – ゆうパケットプラス」を例にローソン店頭端末Loppiからの出し方を画像付きで詳しく解説。最初は戸惑う出し方をこれでマスターしましょう!
目次
ゆうゆうメルカリ便「ゆうパケットプラス」
フリマアプリ「mercari│メルカリ」で出品者が選択する配送方法で、メルカリ独自のサービスでお得でお手軽な、郵便配達の「ゆうゆうメルカリ便」宅配便の「らくらくメルカリ便」があります。
どちらも非常にお得でお手軽に発送出来るほか、送料込みの出品者負担が主流のメルカリではこの「メルカリ便」の送料の金額がかなり安く設定されているため、出品者の負担も減らせてその分、販売価格も安く設定出来るので、それだけ購入されやすくなります。
出品者にも購入者にもメリットが非常に大きいので「メルカリ便」を使わない手はありません。
その「メルカリ便」から宅配便の「らくらくメルカリ便」には「らくらくメルカリ便_小〜中型サイズ – 宅急便コンパクト」という非常に有用性が高い配送方法があるのはメルカリで特に出品する側の方ならよくご存じかと思います。
「ゆうゆうメルカリ便」の小型サイズ(A4)- ゆうパケットもTシャツのような薄手の衣類を送るのに一番安く発送できる配送方法ですが、厚さ3cm以内がネックになり厚みがある商品やTシャツを超える厚みの衣類には向いていませんでした。
その「ゆうパケット」では送れない大きさだけど60サイズの宅急便にするまでもない中間的な大きさの物を送る配送方法は「らくらくメルカリ便_小〜中型サイズ – 宅急便コンパクト」が最適でした。
そして昨年2019年10月から宅配便「らくらくメルカリ便」の「らくらくメルカリ便_小〜中型サイズ – 宅急便コンパクト」にあたる新配送サービスが開始されました。
それが痒いサイズに手が届く「小〜中型サイズ – ゆうパケットプラス」です。
ゆうパケットプラス 宅急便コンパクト 比較
同サイズ帯の同社サービスでバッティングするのが「らくらくメルカリ便_小〜中型サイズ – 宅急便コンパクト」なのは説明したとおりですが、価格やサイズに少なからず差異があるため、どちらが優秀!というわけではなく送りたいサイズや重量で使い分けるのがベストです。
料金
「ゆうパケットプラス」
- 配送料:375円(税込)
- 専用資材 65円(税込)
「宅急便コンパクト」
- 配送料:380円(税込)
- 専用資材 70円(税込)
「ゆうパケットプラス」が
- 配送料:5円(税込)安い
- 専用資材 5円(税込)安い
- 合計 10円安い
料金は合計で「ゆうパケットプラス」が10円安いとう結果に。
出品するものの価格帯にもよりますが、値引き交渉を重ねた上で利益がギリギリの商品ほど、出品者にとってこの10円の差は大きくすごくありがたく感じると思います。
サイズ
「ゆうパケットプラス」
- ゆうパケットプラス専用箱(縦17cm×横24cm×高さ7cm)
- 重さ2kg以内
「宅急便コンパクト」
- 宅急便コンパクト専用箱(縦25cm×横20cm×高さ5cm)
- 重さ無制限
横長な「ゆうパケットプラス」に対して縦長な「宅急便コンパクト」
ここは長いほうと短いほうとして比較していきます。
「ゆうパケットプラス」が
- 長辺 -1㎝ 短辺 -3㎝ 高さ +2㎝
- 重さ -無制限
長辺、短辺ともに「宅急便コンパクト」よりサイズが小さく、重さ制限がない「宅急便コンパクト」に対して、2㎏という縛り。
一見「宅急便コンパクト」のほうが優位に見えますが、このサイズで2㎏を超えることはそうそう無いでしょう。
「ゆうパケットプラス」の最大のアドバンテージは、何と言っても高さ7㎝までという厚みにあります。
「宅急便コンパクト」より+2㎝の厚みはかなり有利になる場面があるのではないでしょうか。
専用資材販売店舗
「ゆうパケットプラス」
- 郵便局
- ローソン
- メルカリストア
「宅急便コンパクト」
- ヤマト運輸営業所
- セブンイレブン
- ファミリーマート
- サークルKサンクス)
- など
専用資材販売店舗としては「ゆうゆうメルカリ便」の取扱い店舗に準拠するので、コンビニ対応がローソンのみというのはお住まいの近隣状況によっては不利かもしれません。
しかしこれは「宅急便コンパクト」の場合もたまたま近隣には、ヤマト運輸営業所がないとか近くにローソンしかないといった場合あるのでどちらが不利とは言えないところでしょう。
それでは、痒いサイズに手が届くコスパ優秀な「ゆうパケットプラス」の出し方を詳しく解説しちゃいます。
ゆうパケットプラス 出し方解説
事前準備
✅それではまずローソンに着いたら順番としてはLoppi(ロッピー)で受付よりも先にレジへ並び事前に「ゆうパケットプラス」の専用資材を65円(税込)で購入しておきましょう。
コンビニ内で他のお客様の邪魔にならない場所で梱包をします。
慣れたら1分くらいでちゃっちゃっと終わりますよ。
✅購入した専用資材の前面側から箱型になるように立てていきます。
✅箱型にしたら前面にある①内側に折り、差し込みます。を画像のように山折りにして差し込みましょう。
✅次に資材両側面の②山折りします。を箱の内側にむけて山折りにしましょう。
✅発送する商品を箱の中に入れます。
※専用資材はダンボールな上に、組み立てた後に箱の角にけっこう隙間が出来ます。配送途中で雨が降ったら箱が濡れて箱の中に水が入る可能性もあります。購入者からクレームになりトラブルにならないようにするためにもビニールなどに封入しておく事をオススメします。
✅次に資材のフタ部分です。フタの内側にある③開いて、④に差し込みます。の箇所を点線部分から中の部分を外側へ開きましょう。
※③開いて、④に差し込みます。の箇所を開いたところです。
✅それではフタを閉めるときにフタ内側で立てた③開いて、④に差し込みます。を資材側面の④差し込み口へ差し込みつつフタを固定して閉めましょう。
✅フタを閉めきるときに⑤差し込みます。を資材前面の差し込み口へ差し込みフタを完全に閉じます。
✅最後に⑥⑤の上に差し込みます。を閉じた資材フタの⑤の差し込み口へ差し込んだら梱包の完了です。
※上述したように箱の隙間から水が入ったりしないように、押し込んだ場合なんかは特に膨らみますので、両サイドの入口をガムテープなどで貼ればよりベストです。
ガムテープは持参しなくてもコンビニの店員さんに丁寧にお願いすればたいがい貸してくれますよ😊
Loppi(ロッピー)の操作
✅それではいよいよローソンのお馴染みのLoppi(ロッピー)で配送手続きをししていきましょう。
✅Loppiトップ画面下の「メルカリなど発送したい」を選択しましょう。
✅ここで画面では「バーコードスキャン」とありますが、「QRコード」をスキャンさせます。
✅それではメルカリの取引画面を開いて下さい。
✅「QRコード」の出し方は、取引画面から「配送用2次元コードの生成」で発行します。サイズの選択のみありますので、ここでは「ゆうパケットプラス(専用BOX)」を選択します。
✅取引画面で配送料が「ゆうパケットプラス」の価格¥375になっていることを確認したら、ローソン用の「コンビニ用2次元コードを表示する」をクリックします。
✅配送用の「QRコード」が発行されました。
そして発行された「QRコード」を「Loppi」へ読み込ませて下さい。
✅スキャンさせる場所は「Loppi」前面の左側のこのガラス窓の奥にカメラが見えるこの箇所です。
✅「QRコード」の読み込みに成功したら「重要なお知らせ」画面が表示されます。「×閉じる」で次へ進みましょう。
※スマリボックスが設置されているローソンの場合、こちらの画面が表示され「出来ればスマリボックス使って~」的なスマリボックスへの誘導説明が表示されます。出ます。
✅今回は「Loppi」を使っての配送方法の説明となりますので、「スマリボックスが利用できない場合」を選択します。
※もしスマリボックスから配送したい場合はコチラ👇の記事で詳しく出し方を解説していますのでご参照下さい。
✅ここで取引内容が表示されます。
念のため、間違いなないか確認したら右下の「発行する」を押しましょう。
✅レジで発送処理をする為のレシートが発券されます。
※「Loppi」の前面からビーっと出てきます。
✅このレシートを持って、画面の指示通りに「30分以内」にレジへ行きましょう。
レジへ並び配送の受付
✅「Loppi」で発券したレシートと、梱包した商品をレジへ持っていくと、送り状を入れる為の透明の「伝票納入袋」が手渡されるので貼りましょう。
✅伝票納入袋を貼るのは専用資材の上部です。はみ出さないように貼りましょう。
※面倒でもミシン線を山折り谷折りしてから切り取りましょう。送り状は紙が薄っぺらいの破れやすいのです。
✅送り状を「A ⇒ B ⇒ C」の順で重ねたところです。この状態で伝票納入袋へ入れます。
✅こんな感じです。画像ではわかりやすく説明するために「A ⇒ B ⇒ C」に段差をつけていますが、実際に出すときはもちろん全て揃えて袋の中にしまい込んで下さい。
✅送り状を入れたらレジの店員さんへ手渡すと「お客様控え」が渡されこれで終了です。
※「お客様控え」はすぐに捨てずに最低でも取引終了するまでは大切に保管しておきましょう。
完全に取引が終了すれば破棄してしまって問題ないと思います。
取引画面から発送通知する
✅あとは取引画面から「QRコード」下にある「商品の発送をしたので、発送通知をする」で発送通知しましょう!
✅「商品を発送しましたか?」とポップアップで再確認してきますので「はい」を選択して発送通知も完了です。
そして、発送のお知らせをしますが、ここでひと手間丁寧に行きましょう。
というのは、この「ゆうパケットプラス」は従来の「ゆうパケット」と同様に宅配便ではなく陸送の郵便物扱いで配送するので、到着が遅いのです。(宅配便と比較した場合。郵便物としては普通。)しかも到着まで、途中経過の反映も遅いです。
具体的には、ゆうパケットは、一言で言うと「普通郵便よりも遅いサービス」です。
なぜ普通郵便よりも遅いかというと、ゆうパケットは航空輸送しないからです。全て陸送なので、遠方宛ては日数がかかります。
ただし、土日祝も配達しています。
日数の目安としては、
近距離宛て:1~2日後。
遠距離宛て:2~3日後。
北海道宛て:3~4日後。
沖縄宛て:5~7日後。(船輸送なので日数がかかります。)
あくまで平均値。
途中経過も「引受」のままから「到着」までの途中が反映がとにかく遅くほとんど到着寸前で一気に反映されます。その理由は、ずっとその郵便局から動いていないという訳ではなく既にその郵便局には無く、宛先に向かって輸送中だったり、途中の郵便局で仕分け作業しており、郵便物自体は動いているが、途中経過は表示されないというもの。
地元の配達局に到着した時点で「到着」という表示が出ます。
よって、購入者が「ゆうゆうメルカリ便」の事も「らくらくメルカリ便」の事もよく知っている経験者なら問題ないのですが、たまたま初心者の方や新規の方で購入経験が少ない方は、到着まで反映されなかったり、到着まで5日以上かかってしまったりしたことが、へたしたら出品者の発送処理が遅いなどと勘違いされて、「普通」や、「悪い」の評価を付けられてしまう恐れがあるからです。
なので前もって、コメントでお知らせしたり、メルカリ便の事について説明し事前にご理解を頂いておくのが間違いないでしょう。
事前コメント 雛形
お支払いが確認出来ましたら、配送の方法で指定した通り、ゆうゆうメルカリ便「ゆうパケットプラス」で発送させて頂きます。
発送時コメント 雛形
ご入金ありがとうございます。ただ今、ゆうゆうメルカリ便「ゆうパケット」にて発送しました。なお「ゆうパケットプラス」は陸送による郵便配達の為、到着に宅配便よりも日数を要します。到着まで途中経過も反映されにくいです。到着まで今しばらくお待ち下さい。ご理解のほど宜しくお願い致します。
と、ここまで丁寧に説明しておけば、まず「普通」や、「悪い」の評価が付けられてしまうことはないでしょう。(※100%ではありません。もちろん当ブログでは一切の保証・補償は出来ませんので悪しからず。)
最後に
これで、「ゆうゆうメルカリ便_小〜中型サイズ – ゆうパケットプラス」の出し方はマスターして頂けたかと思います。あなたのメルカリライフにお役立て下されば幸いです。
「ゆうゆうメルカリ便(A4)ゆうパケットの出し方」の記事はコチラ👇
「らくらくメルカリ便_小サイズ-宅急便コンパクトの出し方」の記事はコチラ👇
そして最後に宅配便以下のサイズの比較も掲載しておきますので同時にお役立て下さい。
A4サイズ郵便 比較
らくらくメルカリ便_小型サイズ(A4) – ネコポス ※厚さ3㎝以内
アクセサリー、スマホケース、薄手の衣類などに。
■ 全国一律175円(税込)
ゆうゆうメルカリ便_小型サイズ(A4) – ゆうパケット ※厚さ3㎝以内
アクセサリー、スマホケース、薄手の衣類などに。
■ 全国一律200円(税込)
レターパック ライト(郵便受け投函)(A4) ※重さ4キロ以内
アクセサリー、スマホケース、薄手の衣類などに。
■ 全国一律370円(税込)
レターパック プラス(対面手渡し)(A4) ※重さ4キロ以内
アクセサリー、スマホケース、薄手の衣類などに。
■ 全国一律510円(税込)
定形外郵便物
✅レシートを渡すと、伝票納入袋と一緒に発行された送り状が渡されるので、「自分で切り取り、自分で伝票納入袋」に「A ⇒ B ⇒ C」の順で入れます。
※これは店員さんは手伝わず自分でやる作業となります。ミシン線がありますが、気を付けて下さい。ミシン線が入っているからとそのまま切り取ろうとすると確実に斜めに”ビリビリッと”破れます(笑)