ライトウォームパデットなど洗えるダウンジャケットの洗濯方法を詳しく解説

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ユニクロ「ライトウォームパデット」をはじめとするダウン不使用の中綿100%によるダウンジャケット「エコダウン」リーズナブルな価格暖かいだけでなく洗濯機で洗えるのが魅力!ですが何も考えずに洗濯してしまうと中の中綿が寄って固まってしまい暖かさがダウン/半減します。そこで正しい洗濯方法を詳しく解説しちゃいますよ。

目次

ライトウォームパデットなど洗えるダウンジャケットの洗濯方法を詳しく解説

ライトウォームパデットとは?

ユニクロがKIDS(キッズ)そしてBABY(ベビー)向けに展開している冬・真冬用アウター・ジャケットが「ライトウォームパデット」

ナイロン100%の表地に、ポリエステル100%の中綿をぎっしり詰め込んだダウンレスのダウンジャケット。

頑丈なナイロン100%の表地に東レ(株)と共同開発した中空繊維をボール形状に加工したバルーン状の中綿が詰め込まれていてダウンを一切していないぶん、とっても軽く、けれども暖かさも兼ね備えたアウターを実現させました。さらに中綿でダウンレス素材だから洗濯機でがしがし洗えるマシンウォッシャブル仕様なのが最大の特徴です。

そしてダウンジャケットがアウターのトレンドとなり、ダウンを使わないリーズナブルな商品も非常に増えました。

パデッドジャケット』、『パデッドブルゾン』がそれで、『パデッド』とは?「padded」という単語で”詰め物が入った”、”中綿が入った”、という意味合いで使われその意味が表すとおりダウン不使用の中綿100%のなんちゃって「ダウンジャケット」「ダウンブルゾン」を指します。

中にはリーズナブルなMA-1などは手洗いや洗濯機で洗えるものもあり、水洗いがOKというものもあります。

40℃までの水温で

手洗い可。

30℃までの水温で

洗濯機洗い可。

ダウンジャケット(ダウンブルゾン)のクリーニング代は平均2,800円前後するので非常に高額です。ものによってはセールで購入し、いざシーズンオフにクリーニングへ出しに行ったら購入代金に近い金額でビックリしてしまう事も!

その点『パデッドジャケット』、『パデッドブルゾン』はもとがダウンレスでリーズナブルな上にクリーニング代も安く、洗濯機や手洗いが可能ならさらにランニングコストも安くお財布に非常に優しいのです。

しかし!

そんな中綿100%の『パデッドジャケット』、『パデッドブルゾン』も洗濯機OKだからといって何も考えずに洗濯機で回してしまう中の中綿が寄って固まってしまい暖かさがダウン/半減しちゃいますよ!

そこで今回、正しい洗濯方法を詳しく解説しちゃいます。

ユニクロの「ライトウォームパデットパーカ」の極寒地域または真冬用の上位モデル「ウォームパデットコート」を使って解説します。

手洗いする場合

中の中綿が寄らないように出来るだけコンパクトに畳み、水に浸します。

そして手洗い用といったらコレ、エマールを使います。キッズ用のダウンジャケット1着の場合なら汚れ具合によって10ml~20mlで増減して下さい。

優しく”押し洗い”します。揉んだりひねったりしないように注意しながら押しすぎずに全体を手のひらで洗っていきます。

まんべんなく慌てずに時間をかけて洗っていきましょう。

そのある程度泡が出なくなるまで何度もすすいでいきます。すすぎの回数は汚れ具合によって泡の量が変わってくるため、必然すすぎの回数も汚れ具合に比例します。

ほとんど泡が出なくなりました。これで次の洗いをします。

そして絶対必需品なのが柔軟剤です。中綿のごわつきを押さえ保湿してふんわりと柔らかくしてくれます。フレアフレグランスを使いましたが、もちろんレノアでもお好きなメーカー、香りのものを使って下さい。

キッズ用一着なら10mlくらいで十分です。大人用なら20mlが適量でしょう。

柔軟剤を入れたら必要以上に洗濯物を動かさないように押し洗いはせず、ゆらゆらと”すすぐ”だけで大丈夫です。

2~3度軽くすすいだら、脱水をするために洗濯ネットに入れる準備をします。出来るだけコンパクトに畳みましょう。脱水をしているとき中綿が大きく動いて寄ってしまうのを防ぐためです。

洗濯ネットに入れました。あとは洗濯機に入れて脱水をします。

※脱水をするときに脱水時間は手動で一番短い設定に変更して脱水して下さい。うちのパナソニック製なら”1”分の設定で実際の残りは(約)4分が最短時間でした。

洗濯機洗いする場合

手洗いする場合と同じく洗濯機洗いの場合は洗濯前に洗濯ネットに入れて洗濯します。

※そして重要なのが”おまかせ”コースで洗わず、手動設定で洗いは2回脱水時間は一番短い設定にして回して下さい。すすぎは初期設定のままで大丈夫です。うちのパナソニック製は”わたし流”に手動で登録してあります。

洗濯後のケア

脱水が終わったところです。このまま干して後日乾いたら取り込みます。

乾きました。ここまで丁寧に洗いはしましたが、それでも水洗いした上で一番短い時間設定だとしても脱水をしているので、少なからず中綿が寄って固まるのは避けられません。

中の中綿を表地の上からつまんで、少しでも固まりをほぐして行きましょう。丁寧に出来るだけ時間をかけて行ってやって下さい。

こうすることで中綿の中に細かい空間を作り空気をよく含むことで買った当時の暖かさを維持していく事が出来るんです。

リーズナブルな『パデッド』でも中綿が固まってしまい空間が少なくなり、さらに中で中綿が寄って中綿が偏ってしまうと暖かさが半減してしまいます。

中綿がふんわりとなるように丁寧に細かくほぐしたら完成です。

見た目にはあまり変化はなくとも中綿がしっかりふっくらしていれば大丈夫です。お疲れ様でした!

さいごに

手洗いや洗濯機洗いの水洗い可のものでも出来るならばドライクリーニングが望ましいですが、価格が安く自宅で水洗いできるものであればちゃんと丁寧に洗えば十分な仕上がりになりますよ。

この記事をご覧頂いた皆様の少しでもお役に立てれば幸いです。

ライトウォームパデットなど洗えるダウンジャケットの洗濯方法を詳しく解説

でした。

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