Céline(セリーヌ)の新ディレクターに就任した、エディ・スリマン(Hedi Slimane)による新生「CELINE」の3シーズン目となる2020春夏コレクションが発表。2019年6月23日(日)(現地時間)に開催されたランウェイではメンズ全51ルックが登場。定着しつつあるスカモッズ・グラムロックにベルボトムジーンズを落とし込み話題に!全51ルック&コレクション動画そしてSNSまとめです。
目次
エディ・スリマン(Hedi Slimane)とは?
1968年7月5日生まれでフランス出身のファッションデザイナー。
パリ政治学院を卒業後、エコール・ド・ルーブル(ルーブル美術学校)で美術と歴史を学んだ後、ファッションデザイナーとしての服作りは独学で学んだという自身のキャリアは美術がバックボーンとなっている経歴の持ち主。
その後「ジョゼ・レヴィ」でファッションディレクターを務めた後、ジャン・ジャック・ピカールの下でアシスタントを務めその才能を開花し、ついには1997年に、「イヴ・サンローラン・リヴ・ゴーシュ・オム」のディレクターに就任した。
そのイヴ・サンローランでファッション業界から一躍脚光を浴び”エディ・スリマン”の名が世界に知れ渡ることに。そして2001年からご存じの「ディオール・オム(DIOR HOMME)のデザイナーとして世のファッショニスタを魅了していくこととなる。
そして2018年、Céline(セリーヌ)の新ディレクターに就任。2018年9月28日(現地時間)2019年春夏パリコレクションでエディ・スリマンによる新生セリーヌが誕生。ブランドロゴも「CELINE」へ改められた。
そして2018年6月23日(現地時間)、待望となるエディ・スリマンによる新生セリーヌ。2020年春夏パリコレクションが開催されました。
エディスリマンお得意のデヴィッド・ボウイを彷彿とさせる70年~80年代のスカモッズに加えよりカジュアルに昇華されたグラムロックのスタイルが継続。その定着しつつあるスタイルに、Dior Homme(ディオームオム) 05-06 AW グラムロック期以来となるブーツカットデニム(ベルボトムジーンズ)を全ルックに落とし込んだ今回のコレクション。
今回ランウェイモデルがカットされた髪型は、ラモーンズ(Ramones)のメンバーを彷彿させるもので、胸元が大きく開いたタンクトップやより多様化されたデニムアイテムがとても秀逸で、ブーツカットジーンズの足元にはパテントやゴールド又はシルバーのヒールブーツのスタイルも健在だが、メインシューズで多用されていた生成りのコンバースのオールスター型スニーカーがとても新鮮で印象的でした。
またこれまでのアイコニックなテディジャケットやシングルのリブレザーブルゾンやダブルライダースなど、ファンには嬉しいアイテムがアップデートされておりユーザビリティを獲得している点も見逃せないところでしょう。
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エディ・スリマン(Hedi Slimane, 1968年7月5日 – )
略歴
フランス・パリにおいて、チュニジア系の父親とイタリア系の母親との間に生まれた[3]。
- 1988年 – パリ政治学院を卒業後、エコール・ド・ルーブル(ルーブル美術学校)で美術と歴史を学ぶ。
- 1990年~1997年 – ジョゼ・レヴィのメゾンやジャン・ジャック・ピカールの元で働く。
- 1997年 – イヴ・サンローラン・リヴ・ゴーシュ・オムのディレクターに就任。
- 2000年 – クリスチャン・ディオールに招かれ、ディオール・オムのディレクターに就任。
- 2007年 – 2007-2008 A/Wコレクションを最後にディオール・オムのクリエイティブ・ディレクターを退任。後任にはスリマンの元アシスタント、クリス・ヴァン・アッシュが就任。
- 2012年 – 3月7日、イヴ・サンローランのクリエイティブ・ディレクター就任を発表。今回は、メンズ・ウィメンズの全コレクションを統括する。ブランド名を「サン・ローラン・パリ」(サン・ローラン)とし、ネームロゴも一新した。
- 2016年 – 4月1日、サン・ローラン・パリのデザイナーを退任。
- 2019年春夏より、セリーヌのチーフデザイナーに就任。
出典:Wikipedia