2016年秋冬でサンローランを退任し、2019年春夏パリコレクションから、Céline(セリーヌ)の新ディレクターに就任する事が決定している、エディ・スリマン(Hedi Slimane)が、ブランド小売戦略に、Supreme を含むストリートウェアブランドで有名なドロップスタイルを採用するというニュース!
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※記事の内容はGQ.COMより引用
GQ.COMのニュースによれば、2019年春夏パリコレクションから、Céline(セリーヌ)の新ディレクターに就任する事が決定している、エディ・スリマン(Hedi Slimane)が、セリーヌにメンズウェアをブランドに加える変革のほか、小売店舗の改装準備に100万〜300万ドル、旗艦店となるフラッグショップの大規模店舗には、600万〜800万ドルという膨大な費用をかけて改造・投資しており、さらにマンハッタンにも大きな物件を追加する予定だという。そして新たな販売戦略として、Supreme を含むストリートウェアブランドで有名なドロップスタイルを採用するという。
https://www.gq.com/story/hedi-slimane-celine-drop-release
これにより週間性の毎週コレクションで、デリバリーされていく事になるが…
今でこそシュプリームが毎週土曜日にその週のコレクションをコラボレーションならカプセルコレクションとして、レギュラーアイテムのみならその週のコレクションとしてドロップリストがあらかじめアナウンスされ、リリースするという流れが出来上がっていますが、サンローランパリだった頃はともかく、くしくもスマートフォン(iPhone)が発売されたばかりの、ディオール・オム(DIOR HOMME)の頃は、毎週土曜日にまとまったデリバリーがされていました。
ドロップスタイルと違うのは、その週のテーマとなるコレクションでは無かった事と(単なるまとまった分納)、事前のドロップリストのアナウンスが無かった事。の二点でしょうか…
※当時はディオールからのアナウンスが無かっただけで、前日の金曜日の夜には販売アイテムが判明するので店舗へ電話すると担当店員さんが土曜日に発売するアイテムの詳細を教えてくれました。
しかしハイブランドである以上は、コレクションは毎年2シーズンなので、1シーズンの中で週ごとのテーマは可能なのか?
土曜日にリリースされるまとまった分納分をリリースコレクションとして事前にアナウンスする事なのか?
それでもドロップスタイルと言えばそうでしょうが、シュプリームなどのストリートユーザーには数週に一度のコラボレーションや、週ごとに違ったニュアンスをテーマにしたコレクションが楽しみになるのではないでしょうか。
ともかく彼ならば、Yves Saint Laurentから、Saint Laurent Parisへと歴史的なレーベルの名前を変えてしまったくらいなので、必ず大きなそして誰もが驚くほどの変革をまた成し遂げる事は間違いないでしょう!
報道のメイン記事であるドロップスタイルも気になりますがまずは、2019年春夏パリコレクションを楽しみに心待ちにしましょう!
それまで復習を兼ねてエディの過去のコレクションyoutubeで思い出に浸って下さい!
※2018/09/30 追記 2019春夏コレクション動画をアップ。
使用曲 Phoenix (フェニックス)
使用曲 ベック(Beck)
使用曲 Razorlight – In the Morning
使用曲 EIGHT LEGS – These Grey Days
使用曲 Littl’ans! – We Look Good Together
使用曲 These New Puritans – Navigate
■エディ・スリマン(Hedi Slimane)とは?
エディ・スリマン(Hedi Slimane)といえば、言わずと知れたファッション界の天才デザイナー。世界の巨匠カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)すらもエディスリマンに心酔し入れ込むほど。
エディ・スリマンがこのファッション界にもたらした変革は数えきれないでしょう。
エディ・スリマンは2000年から2007年秋冬コレクションまで「ディオール・オム(DIOR HOMME)のデザイナーとして世のファッショニスタを魅了。
USAから後半はほぼデビューしたばかりのUKロックバンドをコレクションミュージック及びモデルに起用し、毎シーズンのコレクションテーマも様々なジャンルのロックミュージックを一貫して表現。それはサンローランに移ってからも変わらず最後までロックファッションを貫き通しました。
エディスリマンがファッション界にもたらした功績はあまりに大きくそして多く、最高峰であるハイブランドを街着のリアルクローズへ落とし込み、タイトシルエットそしてスキニーデニムに上述のロックファッション、テーラードジャケットにデニムとスニーカーのコーディネート。それに付随してテーラードジャケットをリアルクローズへ。挙げたらキリがないほど…枚挙にいとまがないでしょう。