UNIQLO(ユニクロ)の返品・交換可能期間が2020年3月30日より変更になる。従来の3か月から30日以内となる。GU(ジーユー)も1か月から同様に30日以内へ。さらに返品・交換するさいの細かいルールも改正されることになった。それぞれ詳しく解説していきますので正しいルールを一緒に覚えましょう!
目次
株式会社ファーストリテイリングが展開する、UNIQLO(ユニクロ)そして、GU(ジーユー)で返品・交換に対するルールが2020年3月30日購入分以降から改正されます。
返品・交換可能期間が
■ユニクロ
■GU
ジーユーに関しては、2・4・6・9・11月はもともと30日のため31日ある月のみ1日少ない計算になりますが、ユニクロは3か月以内から30日以内と大幅な期間変更となります。
今までが3か月という返品・交換できる期間としては異例の長期間が設定されていて消費者目線から見れば大変ありがたい設定期間でした。しかもこれまでの返品ルールが。
※以下の場合も返品交換を承ります。
・イメージ違いやサイズ違いなどお客様のご都合による場合
・箱やパッケージから出した商品
・ご試着された商品
・タグを外した商品
(タグをお持ちの場合は同梱してください)
・裾上げやお直しをした商品
・クーポン値引きでご購入された商品
・期間限定価格、値下げ価格でご購入された商品
これまでは…
と、ほとんど使用品であっても期間内であれば購入したレシートと一緒に返品が可能という(レシートも紛失していればアプリの購入履歴を見せれば受付てもらえていました。)なんでもありの無法地帯と言えるくらい破格の条件でした。
過剰すぎるくらいの返品・交換ルールにようやくテコ入れが入りインフラが整備されたといったところでしょうか。
それでは2020年3月30日から改正される新ルールを見ていきましょう。
※3/28確認。これからはレシートが必ず必要。アプリの購入履歴で確認できたとしても返品にはレシートが必ず必要になるとの事です。
※これからは返品・交換の可能性を考えてレシートはすぐに捨てずにしばらく保管しておく事をオススメします。
■そして完全未使用品へルールが変更になりました。
ただし店舗でも店頭に並んでいる商品も普通に試着されたものも販売されています。こちらも※3/28に確認したところ、タグが外れていなければお試しの試着程度なら返品可能との事。ただし明らかに着用感が見られる使用したあとが見受けられればタグがついていても返品対応できないとの事でした。
そしてタグの紐は原則外していない状態(あくまで原則)のみ返品可能との事です。
※取れないほどの皺や生地の伸び、着用感が出ないように慎重に試着しましょう。またタグも外さないようにしましょう。
これまでは店舗購入であろうとオンラインストアであろうと、どの店舗(購入店舗以外の別店舗)でも返品できました。
状況によってはこのルールが一番厳しいルールになったのかな?と感じます。
例えば店舗購入の場合、自宅から最寄りの店舗で購入したのならば返品しに行くのに足を運ぶのは容易ですが、旅行先や帰省先で自宅から遠い場所で購入した場合、自宅へ戻ってからの返品はかなり困難だと思います。
またオンラインストアの場合、不良品でない場合の送料は返品側になるためよほどの高額商品でない限り送料を負担してまで返品するのか?といった判断をしなくてはならなくなるでしょう。
■ただしオンラインストア購入の場合、店舗での返品が可能になる唯一の例外があり…
「店舗レジ支払い」を選択するとレジ払いした店舗からレシートが発行されるので、オンラインストアからの購入であっても発行された店舗購入扱いになるとの事です。
「NP後払い」を選択した場合はオンラインストア購入扱いとなりますので注意が必要です。
※返品する可能性がある購入の場合、オンラインストアからの購入よりも自宅から近い最寄りの店舗で購入することをオススメします。もしオンラインストアで注文したい場合は最寄りの店舗から「店舗レジ支払い」を選択しましょう。
サイズ交換に関しては従来通りなので試着してサイズが合わなければ、購入先に関係なく最寄りの店舗で交換してもらえるので安心ですね。
※交換は今までどおり。交換可能期間以外に変更はありません。
※タグは外さず付けたまま。パッケージなどの付属品は捨てずに取っておきましょう。
これまでクレカ払いの場合でも現金で返金されましたが、払ったクレジットカードからの返金のみになりました。
※クレジットカードの締め日以降に返品してキャンセル処理に間に合わない場合は、カード会社によっては翌月、翌々月返金になる場合がありますのでクレカ払いをする方は注意しましょう。
※ユニクロアプリでクーポンなどを利用した場合はアプリがダウンロードされているスマホを忘れずに持参しましょう。
例えば1日に注文して5日に到着した場合、30日以内の起算日は注文した1日になります。
※30日以内は到着した日ではなく注文日からの起算なので注意して下さい。
他メーカーのECサイトならこれが当たり前ですが、オンラインストア購入での購入の場合、不良品以外の自己都合による返品は送料負担になりました。
※返品する場合に送料を負担したくないならば、最寄りの店舗から「店舗レジ支払い」をして店舗受取にしてオンライン購入しましょう。
■これは従来通りなので割愛します。
※返品・交換を受けられない要項は下記【返品・交換をお受けできない商品等】をご参照下さい。
これは上述で言及したルール。
※オンラインストア購入の場合でも「店舗レジ支払い」で支払った場合はレジ払いした店舗からレシートが発行されるため支払い店舗扱いになるからです。
交換に関するルールは交換可能期間以外は今までどおりです。
そしてユニクロとルールはほとんど同じですがおさらいの意味も兼ねてジーユーの返品・交換ルールも確認しておきましょう。
■ユニクロと同様。
■ユニクロと同様。
■オンラインストアからの購入商品の場合、全国の店舗で返品・交換が可能。
こちらがユニクロと大きく違うところで、ユニクロの場合はオンラインストアからならオンラインストアのみ。オンラインストアで「レジ払い」を選択した場合「レジ払い」した店舗でのみ。
でしたが、ジーユーの場合は支払い方法にかかわらずオンラインストアの場合は全国の店舗で返品が可能です。
おそらくジーユーのオンラインストア事業に返品窓口が設けられていないからかもしれませんが、いずれにしてもジーユーのほうがオンラインストア購入の場合の返品はルールが緩和され易しくなっています。
■ユニクロと同様。
■ユニクロと同様。
■ユニクロと同様。
■ユニクロと同様。
■ユニクロと同様。
■ユニクロと同様。
■ユニクロと同様。
■ユニクロと同様。
といったところでしょうか。今までが3か月以内なら使用、未使用にかかわらずレシートやタグも無くても可能という返品ルールでよくやっていたな、感心するくらいでした。
これからは自分勝手な自己都合による返品はそうそう出来なくなりますので、よほど不良品でない限り返品したい場合は、常識の範囲でルールを守っていきましょう。
タグを外さず(仮に外してしまった場合、捨てずに保管を)レシート!取っておきましょうね!