Windows 10(ウィンドウズ テン)などのパソコンで電源ボタンを押しても電源は入りCPUファンが回るもののすぐ止まってしまい、WindowsやmacOSなどOSが起動しなかったことがありました。解決法は原因によって様々ですが自力で復旧させた対処方法を解説。これで解消する可能性が高いと思われる解決方法を教えます!
目次
パソコンの電源をつけて起動させようとしたとき、電源は入りCPUのファンが回るものの、CPUファンがすぐ止まってしまい画面が真っ黒のままいつまでたっても起動しない。
そんな経験を最近しました。
そのとき自力で対処し無事起動することが出来ました。
そのときの方法で解消する可能性が高いと思われる解決方法を解説したいと思います。
下記動画👇が、起動しなかったときのCPUファンの状態を動画撮影したものです。
一旦は回るCPUファン。
しかしすぐにCPUファンの回転が止まり起動せず。
しかしまたCPUファンが回り出すものの、またすぐ止まってしまうの無限ループ状態。
パソコンに何が起こっているのか。
なぜ起動しないのか。
そんなときCPUファンが止まるときのマザーボードの”Q-LEDインジケータ”に注目してみて下さい。
マザーボードの「DRAM(メモリ)」右横当たりに(※マザーボードによって位置は違いますのであくまで目安です。)ある4項目あるQ-LEDインジケータを見てみて下さい。
下から
このQ-LEDインジケータがどこまで点灯するかで、何が原因でOSが起動しないのかの判断をすることができます。
つまり
今回のケースの場合はDRAMまで点灯した時点で、CPUファンの回転が止まり、OSが起動せず、またCPUファンが回り出すものの、またもDRAMまで点灯した時点で…の無限ループ状態でした。
CPUファンが回りだし、CPUのLEDランプが点灯 ➡ CPUは問題無し。
CPUのLEDランプの次にDRAMのLEDランプが点灯するが、次のVGAランプは点灯せずここでCPUファンが止まってしまう。
つまりこのケースの原因としては
のいずれかの要因でパソコンが起動しないということになります。
それではどう対処すれば良いのか?
解決方法としては下記の方法を試してみて下さい。
”障害” の対策。つまり障害の原因はズバリ
です。
DRAM(メモリ)が振動か、もしくは埃か、何らかが起因して接触不良を起こしてマザーボードが認識していないことが第一に考えられます。
よって対策方法は単純に
今回の筆者のケースはこれで解決しました。
見た目ちゃんと差し込んであるように見えて微妙に接触不良を起こしてしまっていたようです。
このケースは、パソコンケースをそこそこ頻繁に開けて掃除や、部品交換などで抜き差しをよくするカスタマイズユーザーにちょくちょく起きる事象のようです。
もしこれで解決しないならば、もう一つの原因
ということになり、
としてはメモリ自体を修理に出すことはほぼ考えられないので
が最も手っ取り早い対策方法になるかと思います。
安く中古部品を買っても良いし、故障を機会により大容量で高速な上位機種へ買い替えても良いでしょう。
今回ご紹介した方法はあくまで解決方法の一つです。
こういった症状で起動しない場合、まずは物理的な故障を疑うまえに落ち着いて冷静に一つ一つ対処してみる事です。
パソコンのコードやケース内の基盤を頻繁に抜き差しする方は、マザーボードのパーツの接触が甘くなりやすいのでこういったケースが起きやすくなります。
なのでパソコンが、もしくはパソコンの内部パーツが故障したと嘆く前に、一度ひとつひとつ確認してみると良いでしょう。
以上、
パソコンでCPUファンがすぐ止まりWindows(OS)が起動しないの対処方法
でした。